みなさん、こんにちは。
伊東まきこです。
このモラハラノートは、私の受けたモラハラの記録ではありません。
ここには、過去にモラハラを経験した私が、4人の子どもたちと大型犬2頭と共に、明るい幸せな今の生活を送るに至るまでの気持ちや心の変化、家族とのエピソードをつづっていこうと思います。
私は以前、元旦那からDVを受けていました。
その頃の私は、相手から暴力を受けていても、
「1度結婚をしたら離婚するべきではない」
「旦那には従うものだ」
「子供から父親を奪ってはいけない」
など、頭の中で考える沢山の固定概念にとらわれて、大切な自分の気持ちがわからなくなっていました。
そんな日々の中で、いくつかの偶然が重なって身近な人に話を聞いてもらう機会がありました。
そのことがきっかけで、私は初めて自分の本当の気持ちに気付くことができました。
その時にその人に話しを聞いてもらったことで自分の状態が異常な状態だったことに気付き、
「この人(元旦那)から離れたい」
「逃げたい」
という自分の本当の気持ちを知りました。
私は、元旦那との結婚生活の間ずっと自分で自分を理解できていませんでした。
固定概念という思考で蓋をして、自分が今どんな気持ちなのか感じることを邪魔していました。
でも、本当は頭で考える固定概念に縛られるのではなく、自分がどう感じているか、どんな気持ちなのかが重要で。
少しずつ自分の気持ちの変化に気付いていくと、だんだん頭で考えることと気持ちの差の違和感がわかるようになってきました。
自分の気持ちに蓋をしていると、「殴られたら痛い」ってこともわからなくなってくるんですよね・・・。
私は自分の気持ちに気付くようになるまで、2つのことを意識的にやっていました。
1つは、「自分の身体の声を聴くこと」
旦那が家に帰ってくると緊張からか首が痛くなったりしていました。そういう小さな変化をちゃんと意識していくこと
そしてもう1つは、「人に話すこと」
私は、本当に出会う人に恵まれていて、周りに私の話を聞いてくれる人がいました。
その人たちに話を聞いてもらうことで、自分の中の固定概念が少しずつ崩れて、私は自分の気持ちの変化や違和感に敏感になっていきました。
思考と気持ちの差の違和感に気付けるようになったことで、そこに対して誰かに相談したり、家を出て環境を変えたり、離婚したりなど対処していくことができるようになっていきました。
その1つ1つの積み重ねで、今、私は家族と一緒に明るく笑いの絶えないかけがえのない生活を手に入れることができました。
ここにくるまで、私はたくさんの経験をし、たくさんの人に助けてもらい、支えられてきました。
私はこの経験から、今度は少しでも誰かの気持ちが軽くなるお手伝いができたらうれしいです。
私もまだまだ道半ば。
ここでの発信は、1通1通皆さんにお手紙を書くように発信していきたいと思っています。
そんな私の手紙を読んでくださったあなたが今苦しんでいるのなら、私はあなたと一緒に明るい未来に向かって進んでいきたい。
モラハラノートは、
過去にひとりだと感じていたわたしに、
そして今ひとりだと感じているあなたに届けたいわたしの航海記録です